demo tape mixを作成しました
こんにちは。
今回はdemo tape mixを作成したのでそれについて書こうかと思います。
【告知】
— 𝗧𝗮𝗸𝗲𝗿𝘂 𝗞𝗮𝘇𝗲𝘀𝗮𝘄𝗮 (@heytakeru) 2020年12月21日
Mix Tapeを作成しました。
今年の夏に仙台、熊野を始めとしたアニメの聖地巡礼に赴き、そこで見てきた景色を思い浮かべながら作成しました。
少し長いですが、今年の集大成と云える作品になったと思うので是非聴いてみてください!
Listen here↓https://t.co/syeQWFy5uj pic.twitter.com/OraqfAcKzL
テーマを「聖地で見てきた景色」に据えて、その景色を思い浮かべながら作成しました。
大変な年でしたが、なんとか辿り着いたアニメの聖地(主に仙台と熊野)で覚えた景色の色や雰囲気の再現にこだわりました。
視聴はこちらから↓ まあ、聴きなさい。
誰のBootleg!?みたいなのも視聴用で置いているのでお時間のある方は読んでみてください。
00. nagiasu sea
今年の夏に凪のあすからの聖地「熊野」に行ってきた時に同行者がサンプリングした海の音。
ちなみにサンプリングした場所は凪のあすからの聖地とかではない普通の海岸でした。
ちょうど近くで釣りをしていた地元の若者の声が入っています。
01. Ray - ebb and flow (For丶雨在徘徊bootleg)
110辺りから始めたかったので聖地巡礼をしてきたことも踏まえて大好きなこの曲をチョイス。あまりないタイプのブートですね。多分中国の方だと思います。
凪のあすからの聖地「熊野」は都内から行くにはかなり時間を要しましたが、その分美しい風景が見られて感動的な経験でした。
02. カラーズ☆スラッシュ - Colors Power (No One mashup)
いい曲。mash upのセンスがいい人は凄いなと思います。
4×4の流れにしたいのでそのまま110で繋ぎます。
03. Run Girls,Run! - Snow Glider (takashima bootleg)
冬なので、という訳じゃないですがオリジナルが110くらいの曲なのでBPMを遅くしてビルドアップで122くらいまでにあげました。
dropが闇感あってかっこいいですね。
04. San Holo - Lost Lately (3LAU Remix)
Lost Latelyは個人的に冬感が強めなので、スノウ・グライダーのビルドアップから入れてドロップで切り替えるようにしてます。
San Holoを始めとしたbitbird*1には大変影響を受けましたので、今回近いところの曲やその雰囲気をかなり取り入れています。
machinedrum remixも好き。
05. やなぎなぎ - here and there (ENAenaBEATS Flip)
ありとあらゆる魔改造を受けるDirty Palm & Conor Ross - Flowersを使ったFlip。
聖地へ行くことはすなわち「旅」ですのでぴったりだと思い選ばせていただきました。
この辺りからbounce寄りにしたくてポピュラーなネタでトリガーになることを意識しました。
06. Porter Robinson - Get Your Wish (Julian Calor Flip)
今年はSecret Sky*2もありPorter Robinsonにはとても影響を受けたので、Porter Robinsonの曲はどこかで使いたくてここでチョイス。実家感(ノスタルジックとも言う)あるメロディが大好きです。
07. 瀬戸海月 (シスター・クレア) - ペトリコールを渡って
前の曲のdropから着想を得た選曲です。
以前、知り合いが「AiobahnぽくないけどきっちりAiobahn」と表現していて確かにと思いました。STMPD RCRDSへの加入おめでとうございます。
色んな意味で今年を象徴する曲の一つかなと思います。
08. Lia - 鳥の詩 (otosaka and osirasekita remix)
主観ですが最近のAiobahnの曲と鳥の詩は相性がいい気がします。
音が外タレすぎるremixなのでbounce系のfuture houseであと数曲ごり押します。
09. Yuki Kaori (Nanami Yamashita) - Nanamin' Glitter Bounce [Extended Mix]
元ネタはマップラス+カノジョの「この足でずっとどこまでだって歩いていける」ですね。ここまで見てくれた人のために視聴用で置いておくか。
山下七海さん。
10. Aiobahn - I'm Here (feat. rionos) (Guy Arthur Extended Remix)
Roses Remixとどちらにするか最後まで悩んでいましたが、この後の展開も考えるとブレイクのあるこちらにしました。
Guy Arthurは個人的にもリスペクトしていて毎日聴いています。Tokyo Machineとのコラボもよかったです。
11. octbr - party girls
ここからtrap調に移行します。
今年はhouseやtrapを聴いていて、その要素は取り入れたいのでこういった構成にしています。
どうでもいいですが、octbrのアイコンがポケモンのジラーチなのが謎で笑えますね。
12. Sadkey - Ought (Vincent Edit)
レジェンド Sadkey - Oughtのedit。コードの質感がかなり好きです。
オリジナルはSadkey - Oughtというコメントで溢れかえっており圧巻です。
ここだけの話ですが11との組み合わせはJaronのパクリです。
13. morimori - Yello
音と雰囲気がめちゃくちゃいいです。
雰囲気を暗く落としたかったので、この辺りは雰囲気重視です。
今年は空とか草原をバックにアー写を撮っているような人たちの曲を聴いていました。
14. AZALEA - Sotsugyou desu ne (PolariS Remix)
ラブライブ!サンシャイン!!が好きだった頃の気持ちを取り戻しましたね。
アートワークのセンスやサウンドデザインからも伝わってくる「こいつどんだけラブライブが好きなんだ」感が最高です。Good job
15. Cashmere Cat - WITHOUT YOU
Cashmere CatはMiguel - Do You… (Cashmere Cat Remix)を再配布せんか~い!
早回しにしたらjersey clubぽくなって最高です。(音割れしてるjersey clubは最高!)
16. Rustie - Atlantean Airship (Original Mix)
5年ほど前の曲ですが、どうしても次の曲を組み込みたかったので音割れtrapと云えばこの男~ということでRustieの曲をチョイスしました。
verseが特徴的ですね。
17. Eiffel 65 - Blue (Flume Remix)
これこれこれ~~~~
正直今年で一番聴いていた曲かもしれません。
この曲を組み込むために140帯のtrapパートを作ったといっても過言ではありません。
オリジナルは少し前の曲らしく聴いてみましたが、かなりよかったです。
18. レン (楠木ともり) - To see the future w/osirasekita remix
20:07~辺りから
To see the futureのオリジナルからosirasekita remixにシフトするedit。
Rustie→flume→To see the futureはfuture繋ぎで個人的にも納得いっているのですがいかがでしょうか?こじつけ?
17まででかなり雰囲気を暗くしたのでここから生命力のある流れを作っていきます。
19. Haruka to Miyuki - 17 Sai (Koruru Bootleg)
18の流れでアッパー目のfuture bassであるこちらをチョイスしました。
Free DLと書いてあるもののToneden*3のリンクが死亡しているのでほしい人はkoruruにDMしてもらってください。Cメロまで作ってるの偉い。
20. nxt. - Flourish (feat. Shwirl)
bitbirdのラジオプロデューサーであるnxt.とShwirlによるコラボ(?)曲。
今年はelectronica調のverseから4×4のdropになるジャンル不詳の曲(僕は勝手にelectronica houseと呼んでいます。)を聴きまくっていたのでここからその流れです。
ちなみにこちらの曲ですが最近Remixesも出てたのでそちらもチェックお願いします。
21. Yuiko Ohara - Clear Wings [Shwirl Extended Remix]
リトルウィッチアカデミアが本当に好きでな。
remixしてくれたShwirlは過去にbitbirdからもリリース実績のある若手なので是非チェックしてみてください。
22. Former Hero - In Lieu
bitbirdよりリリースされているformer heroの最新リリースからチョイスさせていただきました。
色々探したのですが、僕が今年ハマったジャンルであるelectronica houseというジャンルを精力的に製作しているのは彼が先駆者な気がします。
音の全てが素晴らしいクオリティでかなり食らいましたね。
23. Former Hero - undertow
In Lieuが彼の最新曲であるなら、この曲は彼を始めて知ったいわば出会いの曲です。
1stから2ndで雰囲気がぐっとシリアスになるので、次のアルカテイルにもっていきます。
ちなみに僕も加入しているのですが、former heroのPatreonに加入していると未公開音源やサンプルパックがもらえます。
24. Konomi Suzuki - ALKATALE [Last Summer Remix]
Summer Pocketsをよろしくお願いします。
来年こそ直島に行きたいと思っておりますので、同行者を常に募集しております。
25. Asuka Hayashi - Make a wish [acloudyskye Remix]
アルカテイル→小さきものの繋ぎは音楽性や質感はもちろん、どちらも夏の物語の曲という観点での繋ぎも自分的には納得いってます。お気に入りの繋ぎです。
こういった形で小さい頃に聴いていた曲を使えるのはこみ上げるものがありますね。
劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ、現在Amazon primeで視聴可能ですのでよろしくお願いします。
26. phritz - Remember (w/Umnoise)
phritz氏は100%、次代を代表するアーティストになってくると思います。
国内でHyperpop方面にアプローチしているアーティストという認識の方は多いと思いますが、僕はこういうhuge future bass(くそでかfuture bass)のイメージが強いです。
ここまでこのブログを見てくれる人は絶対好きだと思うので是非チェックしてみてください。国内でこの領域に達している人はそんなにいない気がします。
27. Jaron - Escape
今年何回聴いたかもわからないです。
dropは同じパターンなのに全く飽きないし、目を閉じて聴くとあの日見た景色が瞼の裏に思い浮かぶよう。本当にすごいの一言です。
SNSで何度か発言していますが僕自身Jaronにはとても影響をうけていて、今回のmixの構成やトラックリストも彼からインスパイアされたデザインでお願いしています。
28. Xavi - The Cycle
2nd dropが4×4になるのがかっこよすぎる。
25から続くHuge future bassの流れで、150に早回しにしています。(早い方がかっこいいので)
以前からPorter Robinsonの曲をremixした曲が本人に使用されたりしており凄い男でしたが、ついにSeven Lions主催のOphelia Recordsから曲をリリースしててびっくりしました。
29. Wake Up,Girls! - Girls' symphony [Xavi Remix]
WUGの話はするとかなり長くなりそうなので割愛しますが、このタイミングでこの曲をチョイスしたことについてはかなり覚悟を持って挑みました。
Huge future bassの流れの着地点。今回のmixのタイトル「Landscape」はこの曲の歌詞からとっています。
ちなみにXaviはこの曲を作っている時に28と並行して作業していたみたいなので、サウンドデザインが似てますね。リファレンスは27です。
30. Wake Up,Girls! - Wake Up Girls! [Awaken the Remix] w/タチアガレ!
29で終わらせた方が綺麗にまとまるという実感はあったのですが、せっかく作成したのだから、という気持ちとテーマが聖地で見た景色だったので組み込みました。
自分でも理解できないほどにWUGが好きでゾンビ化していて笑えますね。
remixしたのは全く僕ではないのですが、本人の希望でanonymousにしています。
総括
「聖地で見てきた景色」をテーマに今年聴いていた音楽と絡めて作成したdemo tape mix、いかがだったでしょうか?まだまだブラッシュアップできる要素はありそうですが、現時点では納得できるものができたと思います。
余談になりますが、DJとしてのスキルを評価してほしくてコントローラーで録音してたところ、ローとフィルターエフェクトが勝手にMaxになるバグが発生して20takeぐらい録り直してます。(DAWで録音すればよかったね)
たくさんの人に聴いてもらいたいのでシェアしてくれると嬉しいですし、感想をいただけるともっと嬉しい。(mixの感想をくれる人が一番好き!)
来年はもっと色々なところでDJをしたいのでお声がけお待ちしております。
最後まで見てくれて&聴いてくれてありがとうございました。
それでは。
Special Thanks
acloudyskye
osirasekita
JKuch
Shwirl
Xavi
ゆきち
&聴いてくれた皆様
*1:bitbird:オランダのプロデューサーであるSan Holoが創立した独立系のレコードレーベル
*2:Secret Sky:2020年に開催されたPorter Robinson主催のストリーミングフェス。MadeonやSan Holoを始めとした豪華DJらが出演した。
*3:Toneden:いわゆる”ファンゲート”とよばれるもの。TwitterやSoundcloud、FacebookのフォローやSpotifyの登録などを条件にファイルをダウンロードさせることができるSocial Unlock機能、そして販売を行っている楽曲がどこで売っているかのリンクをまとめることができるFanlink機能がある。